司会の恵子さん
司会の恵子さん、というと、「ああ、あの素敵な声の!」と思われるお仲間さんがいらっしゃると思います。
3年前に朗読イベント「感動朗読」の司会をお願いしてから、朗読まつりの司会もお願いするようになり、今年4/26の朗読まつりでも司会を務めていただきます。
恵子さんはもともとポテンシャルの高い方ではありますが、当教室にこられた当時は今の恵子さんとは別人のようでした。
不慮の事故でケガをされたことから、ふさぎ込んでいらっしゃる時期だったのです。
きっかけは、京都新聞の記事を見つけてくださったことでした。当方の朗読イベントが載ったことがあり、小さい記事でしたが、なんとそこだけ光ってみえたそう。(何かのお導きでしょうか・・・)
早速、連絡をくださり教室の体験にきてくださいました。
そのときはずっと下を向いていらっしゃり、ご気分がよくないのか?と心配になるほどでした。
ですが感想を聞くと、涙を浮かべながらながら「楽しい」とおっしゃったのです。
「ほんとに声を出すのが楽しいんです、朗読することが好きなんです!」と。
それから教室に通ってくださるようになりました。お身体も徐々に回復されました。
ほんとうに、声を出して伝えるということが心から楽しい!私ほんとうに楽しいです!といつもおっしゃる恵子さん。
長年、教壇に立たれていたということを知り、
ああ、だから、人前でおはなしをされるときは、一段と、お声と笑顔が輝かれるんだなと納得しました。(嬉しくて身体中の細胞が騒いでいるようなそんな感じなのかなぁって笑)
人前に立って表現するということが天職なんだろうな・・・。
それから数年・・・。
恵子さんが突然
「先生、私、夢があるんです」と。
「ブライダルの司会をしてみたいなぁって思ってるんです、教えていただけませんか?」
それなら、私、教えられます!って即、答えました。でも同時に頭によぎったのは、
“でも、私はそのお仕事を紹介はできない・・・”ということでした。それも伝えました。
「いいんです、練習をするのが本当に楽しいんです」とおっしゃり、それから数回、司会のレッスンをさせていただきました。
ほんとに熱心で、楽しくレッスンをこなされました。新郎新婦がそこにいらっしゃるのではないかと思うほど、リアルなナレーション。お客様の様子や会場の広さをイメージして、架空の進行表も台本もご自身で作られました。
教室内には恵子さんと私しかいませんが「本日いよいよ司会デビュー!」というシーンをなん度もイメージの中で見ていました。
ですがやっぱり、ここは教室、披露宴会場ではありません。
私に披露宴の司会者を派遣できるような器があればよかったのに・・・(私もお仕事をいただいている立場です、そんなこと言うのもおこがましい・・・)
そして、また数年たちました。
すこし大きな朗読会を開催できるくらいお仲間さんが増えたころ、
“ラグジュアリーな空間で、朗読者が主役になれる朗読会がしたい”と思って企画したのが「感動朗読」
披露宴会場のようなところでやりたい、お一人お一人に入場曲を流したい!と思い描いていたとき、ふと頭の中に聞こえたのが「恵子さんの司会の声」
ぜひ、ぜひ、ぜひとも、恵子さんに司会をしていただきたい!って思いました。
もちろん叶いました✨
二つ返事でOKしていただき、当日は素晴らしい司会をしてくださいました。
安心して任せられる司会者さんです。(←これを言われると司会者は嬉しい〜)
それからというもの、朗読まつりの司会も喜んで引き受けてくださっています。
お客様からのアンケートも「司会者の方の声が温かみがあってよかった」などお褒めの言葉が多く、主催者としても嬉しいです。
恵子さんは、いつも謙虚でいらっしゃいますが、マイクを持つと本領発揮!
控えめでありながらその場を牛耳るお力、天性ですね^^
恵子さん、これからも、素敵な司会お願いいたします!
・・・って、明後日1/26の初級クラスさんの発表会の司会もすでにお願いしていますね〜!
素敵な進行が目に浮かびます。
あぁお願いしてよかった〜って安心している自分の姿も目に浮かびます^^ホッ(*^o^*)
いつもお読みくださりありがとうございます\(^o^)/
みなさんの夢が叶いますように^^