栞朗読教室 初級クラスについて
2024年度初級クラスは昨年1月から体験募集が始まりました
このクラスに入ってくださった方は必ず、修了のときはみなさんが心からの笑顔で卒業していただく!
「良い朗読だった」と自他ともに思える朗読をしていただく!と決めて募集しました。
ありがたいことに、初心者の方からこれまで朗読の経験のある方まで、いろんな方が仲間になってくださり、昨日17名での発表会を迎えることができました。
(やむなく、途中で引っ越しや多忙で続けられない方もいらっしゃたり、また当日は2名欠席されましたが、心はひとつです^^)
朗読の初級・・・級ってどういうこと?
簡単にいうと「はじめは、短いお話からはじめましょう!」ということではあるのですが、それにしても、
「初級クラス」と言う名前に違和感がある・・・そう思っていたわたくし。
いろんなキャリアの方がいらっしゃるのに、初級?って、なんだか失礼じゃないかしら・・・。そんな気持ちが抜けませんでした。
実際、以前は「朗読に、初級、中級、上級のくくりなんてないよなぁ・・・」と思いながらテキストを睨んでいたこともありました。(協会のみなさますみません)
けれどこの初級クラスの1年間をみなさんと一緒に経て「初級」の意味が自分なりにわかりました。
初級クラスで使用した「初級テキスト」に掲載されているおはなしは、どれも2分〜4、5分までで読めるものばかりです。
やはり、その長さのおはなしがいいのです。
協会が提唱している
「心が振り向く朗読を目指して」「声を磨きましょう」
素敵な文言ですね✨
ですがこれも各講師によって、また、受講者のみなさまによって解釈が異なると思います。
では、当教室の講師つじはどう思っているのかと申しますと
このお話はどんな作者が書いて、どういう背景があって書かれたものか。
それを初見で読み何を感じたか。
そしてそれを声に出す時自分は何を感じるか。
何度も練習していくうちにどう思ったか。
他の人に聞いていただくときに何を思うか、感じるか。
このお話に、この言葉に、自分はどんな気持ちを込めたいか。
そして実際人前で朗読したときにどんな気持ちになったか。
という朗読の本質的なこと(だと思っている)を、しっかりと、また素直に感じるためには、5分までの短いお話がよい。
なぜなら、集中力がきれないから。
おはなしに集中したまま、自分の心の動きも感じる練習ができるのが、この初級テキストに載っているおはなしだ。
と思います。だから、
初級テキストの短いおはなしから取り組むのが良い!朗読の経験がある・なしに関わらずどんな方も取り組んでほしい!
と思います。
皆様との1年間で得るものは、私が一番多かったかもしれません・・・( ;∀;)本当にありがとうございます。
そして、我ながらとても良かったと自負していますのは、この初級クラスのカリキュラム。(これはいまのところ企業秘密♡ということにいたしましょう。)
ひとつひとつのおはなしに、取り組むテーマがありました。
そのテーマがあったとしても、同じもの読んだとしても、やっぱり十人十色。
初級クラスのみなさまいかがでしたでしょうか?また感想を聞かせてくださいね^^
さて!2025年度 初級クラスの募集の予定は・・・
5月ごろになりそうです( ̄▽ ̄)
お待ちいただいている皆様、もうしばらくお待ちくださいませ。
また良い1年をご一緒に!
いつもお読みくださりありがとうございます\(^o^)/
みなさんがいつも笑顔でありますように^^
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