栞 (しおり)

ちょっと家族の話①(備忘録)

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先日病に倒れた父が、旅立ちました。

皆さまには、ご心配をおかけしているかもしれません。

が、私としては、いろんな意味でホッとしております。

 

本当に、娘孝行な父だったと思っています^^

 

 

この一つ前のブログ「栞ノート」にも書きましたように、この数ヶ月は、今まで感じたことのない感情に向き合いました。

 

親孝行したいときに親は無しとは、よくいったものですね。

 

〜栞ノート〜朗読まつり夢公演まであと46日!

 

今日は、そのことをまた少し綴ろうと思います。

しんみりしすぎずに^^

 

 

父は82歳、母の介護係でした

 

今年に入ってから、母が入退院を繰り返すようになりました。

 

父は82歳。

 

“老々介護”という言葉を、どこか人ごとのように聞いていましたが、気づけば我が家にもやってきていたようです。

 

父は、よく頑張っていました。

とても几帳面で、マメ。

ただ、少し…いや、かなり細かい。というか、自分なりのこだわりが強い(周りの方にとっては意味不明 笑)

なのに動きが雑。

性格は明るいようで悲観的、そして批判的(笑 ややこしい)

 

それらの思ったことを全て声に出すタイプ。

 

良く言えば裏表ない人。

悪く言えば、余計なこと言い過ぎ。

 

介護士さんや看護師さんも、時々ちょっと困っていらっしゃった気もします。

 

でも父は父なりに必死でした。

 

母をなんとか支えたい。

 

自分でできることはやりたい。

そんな気持ちだったのだと思います。

 

一方の私はというと、

「できることは手伝う。でも、自分の人生も大事にしたい」

と、かなり正直に宣言していました。

 

朗読の仕事もありましたし、朗読まつりも控えていました。

 

父もそれは理解してくれていたので、無理を言うことはありませんでした。

 

……とはいえ。

時々、SOSの電話やLINEがやってきます。

 

「お母ちゃんが倒れて起こせへん〜」

「助けてくれーーー」

 

そんな連絡が入るたびに、

飛んで行く日もあれば、

「今日は無理!」と、ぴしゃっと断る日もありました。

 

今思えば、もう少し優しく言えたのに・・・。

 

仲が良いのか悪いのかわからない親子

 

父と私は、昔から仲が良かったのか悪かったのか、正直よくわかりません。

 

よく話すし(なんせ、父はあることあること全部言うから)

よくぶつかる。

 

結局は

 

性格が似ているのです。

 

私は、父に似たところを見ると、強く反応してしまうことが多々ありました。

 

「なんでそんな言い方するん!」

「そこはどうでもええやん」

「人の気持ち考え!」

 

と、つい感情的になる。

 

でも実はうすうす気づいていました

 

あれは父に怒っていたというより、

“自分の中にあるもの”に反応していたのかもしれません。

 

人は、案外、自分に似た部分に一番腹が立つものです。

 

まさに、そうでした。

 

そして、父の生前は言えませんでしたが

 

(父はブログやSNSを読んでいたようです。

 

父よ・・・facebook何度も友達申請をスルーしてごめん)

 

 

私は、どうやら、思っていた以上に父の影響を受けていたようです。

ある意味、かなり父親っ子だったのかもしれません。

 

実は、幼い頃から10代までベッタリでした。

(元、酒飲みも父譲り で、お酒を卒業したのも父譲りかも…(笑))

 

でもそれ以降は距離をとっておりました。

 

過干渉で否定的なことを言う父が嫌だったんだと思い込んでいましたが、

ほんとうは、父の中に垣間見える、自分を見るのが嫌だったのです。

 

ーーーーーー

 

そんな、ちょっとややこしい“父との関係”が背景にありました。

 

 

そして、父が倒れました

 

そんな父が、この春、突然倒れました。

 

病院で告げられたのは、肺がんでした。

 

余命は一ヶ月。

 

ここから、私にとって、とても濃い一ヶ月が始まります。

(続きます)

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