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話し方が子供っぽくなるのはなぜ?特徴と改善策を紹介します

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ランチ会をする女性

 

なんだか、自分の話し方って子供っぽいような気がする。そう思ったことありませんか?

私もあります。私の場合は鼻にかかったちょっと甘ったれた感じの声がそう思わせていました。

ですがそれも個性の1つ。必ず直さないといけないわけではありません。

しかし会話の場面によっては、子供っぽい喋り方がふさわしくないと感じる人もいますよね。そこで今回は、子供っぽい喋り方だといわれる方に共通している特徴と、その改善方法をご紹介します。

この記事を読むための時間:3分

子供っぽい話し方の特徴

子供っぽい話し方には、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは、共通している点について解説します。

語尾が上がる・伸びる

文の終わりや特定の単語の後に語尾が上がり伸びてしまうのは、子供っぽい喋り方の特徴のひとつですね。例えば「〇〇がぁ」「〇〇なのでぇ」「〇〇ですぅ」といった口調のことです。語尾をしっかり止めないと、子供っぽさだけでなく、だらしない印象も与えてしまうかもしれません。

間がなくスピードも早い

例えば、子供さんの姿を想像してみてください。興奮したり、興味深いことを話すときに話しのスピードが速くなりますよね、間もとることなく一生懸命話します。このように適切な間やスピードを意識できないと、子供っぽい喋り方だと思われてしまいがちです。間や話す速さは、相手の反応を確認するのにも、重要なポイントです。

話し始めの言葉が幼い

子供っぽい話し方の特徴として、話し始めの言葉遣いが幼い場合があります。例えば「じゃあ」や「えっと~」などの言葉です。

もちろん親しい間柄での会話としては不自然ではありませんが、ビジネスシーンのようにきっちりとした会話が求められる場所では、印象が良くないこともあります。TPOを意識して、話し始めの言葉を「それでは」という言葉にしたり「間」を適切に使いたいですね。

子供っぽい話し方の改善法

子供っぽい話し方は、意識することで改善が可能です。ここでは、子供っぽい話し方を直すための、おすすめの方法をご紹介します。

語尾は下げてしっかり止める

話す際は語尾を下げて、しっかりと音を止めることを意識してください。内容を強調するために語尾を上げることもありますが、何度も使用するのは避けましょう。

話すスピードを意識する

話すスピードと言われてもピンと来ない場合は、ニュースでアナウンサーが話すスピードや、プロの方の朗読を聴いてみましょう。人は緊張すると、速く話してしまう傾向があります。意識してスピードを落としつつ、はっきりと喋るようにすると、聞き取りやすくなります。

間を意識する

会話に間があると不安になる人もいますが、間は聞き手にとって情報整理や理解する時間を与える大切な要素です。間を取るタイミングは、話の区切りを目安にしましょう。はじめはひとつの会話が終わった後、意識的に数秒無言を作ってみてください。慣れてきたら、自分の呼吸にも合わせます。聴き手と息の合う感覚を得られるといいですね。間で人の注意を惹き付けることもできます。大勢の前で話す時には特に意識してみましょう。

声の高さが気になるときはお腹に力を入れて

声の高さが原因で、話し方が子供っぽい言われた経験がある方もいるかもしれません。しかし声は生まれ持ったものなので改善は簡単ではないですし、むしろ無理に変えなくてもいいと思います。それでも声の高さが気になる方は次の方法を試してみてください。

まず、意識的に少しトーンを下げてみます。そのとき腹式呼吸を意識します。打合せなどビジネスシーンで取り入れるといいですね。声のトーンを下げる事が難しい方は、声と一緒に吐く息を多めにすると、落ち着きのある声に聞こえます。また、理想の声をまずは物まねしてみるのもいい方法です。発見がありますよ。

他人の意見をもらう

自分の話し方を客観的に見るには、他人の意見を聞くことも大切です。友人や家族に自分の話し方について意見を求めるのもいいですね。朗読教室や話し方教室では専門的な意見ももらえます。第三者からの視点で、自分では無意識に行っていたことや、気付かなかった点を見つけ出すことができます。

改善ポイントを抑えて落ち着いた話し方に

子供っぽい話し方は必ず直さないといけないわけではありません。しかし、場面によっては信頼度を下げてしまう場合があります。子供っぽい話し方だと言われたことがあったり、改善したいと考えている方は、試してみてくださいね。

 

いつもお読みくださりありがとうございます。

みなさんが自分らしい話し方で活き活きと過ごされますように。

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