2月の寝落ち朗読は「母を恋うる記 」谷崎潤一郎
ちょっとまたサボっておりました 寝落ち朗読ラジオ
2/8(木)23時より、再スタート。
谷崎潤一郎 「母を恋うる記」 を、数日かけて朗読いたします。
母を恋うる記①
2/8(木)23時配信
朗読は、5:07 から12:40まで約7分半です。
前後はいつものように、余談・雑談をしています。
リスナーさんとのおしゃべりも、私にとっては大切な時間なので
カットしないてお届けします。
紙が擦れる音、雑音が少しお聞き苦しいかもしれませんがご容赦ください。
母を恋うる記②
2/9(金)23時配信
朗読は、7:00〜16:15(約9分間)
“もう、あの美しい錦絵のような人形町の夜の巷をうろつくことは出来ないのか“
から、電信柱を数えながら歩いていくところまで朗読しています。
母を恋うる記③
2/13(火)23時配信
朗読は 6:30 からです(約9分間)
いにしへに恋うる鳥かもゆづる葉の
三井の上よりなき渡り行く
〜万葉集〜
「あの、ゆづる葉の泉の上を鳴いて通ってゆく鳥も、
私と同じように昔にこがれているのだろうか・・・」
母を恋うる記④
2/14(水)23時配信
朗読は 4:30 からです(約16分間)
現代においては、不適切な用語が本文にございますが、
原作(本に掲載されている文)のまま、朗読させていただきます。
今日朗読したところは意外な展開で、続きが気になります。
リスナーさんも同じ気持ちの方もいらして、
このように、少しずつ、所見で読み進めていくのも面白いです。
さて、主人公の男の子の「名」は、「潤一」でした。
谷崎潤一郎、本人なのでしょうか・・・?
潤一の本当の「母」はいずこへ・・・?
こんな謎が多い状態での朗読で、失礼しておりますが
ご容赦ください🙇♂️
母を恋うる記⑤
【前回までのあらすじ】
何があったのか、夜更けに、淋しいの野中の道を一人で歩く少年が主人公。
この頃七・八才くらいの歳だった潤一は、それまではおそらく裕福であったらしい。
どこに向かって歩いているのか、本人もわかっていない様子。
とにかく心は鬱々としていていて、人気のない道を、電信柱の数を数えながら
歩いている。
古沼に生えている蓮の葉のカサカサという音が、まるで老人の乾いた咳のように聞こえる・・・
そんなとき、一件の人家をみつけた。
きっとここに父母がいるに違いない・・・
そう思って家に入ると、そこには、やはり母が!
・・・?母ではない、よその婆さんだ。
婆さんは、身なりのわるい潤一を見て、冷たくあしらった。
朗読は、5:40 からです。(約9分)
母を恋うる記⑥
朗読は 5:50 から11分間です。
【前回のあらすじ】
ばあさん(母さん?)とのやりとりで、さらに気を落としたように、また暗い街道をひとり歩く潤一。
聞こえてくるのは、不気味な音。
それが恐ろしく、動悸も激しく、息も荒く、気が動転している様子。
そんなとき、明るい光が・・・その月光に導かれ、知らず知らずのうちに海辺に・・・。
母を恋うる記⑦
2/19(月)配信
光と影と音の表現がとっても特徴的で、
「光=月=死 」
だったり、
「影と私(松)は主従の関係」
だったり、
「音=てんぷら喰いたい 」
だったり・・・・。
読むのがだんだん、面白くなってきました^^
朗読は、8:13 から11分間です。
母を恋うる記⑧
2/20(火)配信。
てんぷら喰いたい という音
その音を奏でているのは・・・
潤一の母なのか?それとも・・・?
朗読は4:55 からです。
母を恋うる記⑨
2/21(水)22時25分配信
朗読は 3:40 のところからです。(10分間)
母を恋うる記⑩
2/22(木)22時35分配信
朗読は5:50のところからです(約11分)
いよいよ佳境!?
三味線を弾いていたのは、若い女?色の白い・・・。
いやあれはきっと狐だ・・
前を歩いている女にどんどん近づく潤一
どんな顔をしているんだろう
「小母さん 小母さん・・・・」と呼びかけると・・・
さて、小母さんの正体はいったい誰なのでしょう?
いよいよ明日は最終回!!お楽しみに^^
母を恋うる記 11 (最終会)
2月23日(金)配信
11日かけて、朗読いたしましたこのおはなし。
すっかり、主人公の潤一君を我が子のような気持ちで見守る・・・
そんな気持ちで朗読している自分に気づきました。
ラストシーンは、衝撃でした。
あとあと考えると、全てがつながり、納得いくことばかりで
それも、いい余韻になりました。
約2週間のあいだ、ずっと谷崎潤一郎に騙されていた・・・笑
そんな気持ちにもなりました。
さすが、文豪・・・。
朗読は 8:08 のところからです。(約14分間)
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