夢十夜を読むレッスン|朗読まつりに向けて(中級クラス)
レッスンレポート♩
中級クラスで、夏目漱石「夢十夜」を読んでいます。
ただいま、第八夜。
第八夜は、これまでの夜とは少し雰囲気が違い、あまり深読みしすぎなくてもいい作品という印象を、皆さん共通して持たれていました。
どちらかというと、日常のよくあるシーンや、よく見る夢のような感覚。
そのため、これまでの夜よりも少し気持ちが楽に、作品の世界を楽しむことができたように思います。
いかにも夢らしい、さまざまな登場人物が現れたり消えたりする様子が面白く、
ワンシーンごとに「どんな光景が見えますか?」と皆さんでイメージを広げていくと、さらに物語が立体的に感じられました。
面白さの中にも、人間の不安や焦りを垣間見る描写があり、落胆?希望?
「あ、それをそっちに取りますか。なるほど〜」と、まったく違う受け取り方が出てくる場面もありました。
同じ作品を読んでいても、感じ方が違う。
そこに、グループレッスンの面白さがあります。
中級クラスでは、解釈を声に出して楽しむだけでなく、
「聞き手さんにどうすれば楽しんでいただけるか」という視点を持って、朗読作品を創っていきます。
この「夢十夜」は、当方のイベントとしては恒例の
【朗読まつり2026「夢と希望」】の演目の一つでもあります。
舞台で朗読するとき、どのような演出で
どんな世界を創るのか。
これから演者の皆さんと一緒に考えながら、作品を仕上げていく予定です。
今のところ、この夢十夜は、どの夜もまだ読みの「答え」が出ていません。
それがまた文学朗読の面白さでもありますね。
きっと、私たち朗読者も、毎晩のように夢を見て、その夢にうなされることになるかもしれません・・・笑
これから本格的に取り組みながら、
物語の世界が、より幻想的で立体的に感じられる朗読を目指していきたいと思います。
朗読まつり2026は
7月4日 テーマ「夢」
9月4日 テーマ「希望」
の二回開催予定です。
朗読まつりでは、夢十夜すべての夜を出演者がそれぞれの表現で取り組みます。
夢十夜だけでなく、他の作家さんの作品も、テーマに沿ってお届けします。
ソロやツイン、グループ朗読など様々な形で、そして生演奏とともにお話の世界を表現する予定です。
また改めてご案内いたしますので、
朗読や文学作品にご興味のある方は、ぜひ足をお運びいただけたら嬉しいです。
さあ、今日は、スタエフでこれから九夜の予習ライブです。
頭の中がいろんな作品で少々混乱・・・(いや随分混乱 笑)
いつもお読み下さりありがとうございます^^
これからも朗読で心豊かな時間を過ごしていただけますように。
前の記事へ