3か月個人レッスン体験レポート|Mさん4回目|気づき
3ヶ月コース個人レッスン Mさん「気づき」
今回で4回目のレッスンでした。
本来この3ヶ月コースは、グループで取り組むクラスですが、今回は参加者がお一人だったため、個人レッスンとしてスタートしました。
その中で改めて感じたのは、
グループレッスンで得られるものの大きさです。
もちろん個人レッスンでも深く学ぶことはできますが、どうしても講師と受講者だけの関係の中では得られないものがあります。
それは、他の方の声を聞くことです。
そこで今回は、4回目のレッスンの前に、1度グループレッスンにご参加いただきました。
これまでの3回でお伝えしてきたことが、
その体験によって「腑に落ちた」のだと思います。
それは、今回のレッスンでの読みにはっきりと表れていました。
レッスンの中で、私はMさんにこうお聞きしました。
「すごく良くなりましたね。ご自身では、なぜだと思いますか?」
するとMさんは、こうおっしゃいました。
「この間、他の方の読み方を聞いたときに、
ああ、こうするのか、こういうふうに読んだらいいのか、ということをたくさん感じて、
自分でもやってみたんです」
これまで個人レッスンでお伝えしてきたことが、
他の方の声を通して一気につながった瞬間だったんだと感じました。
そこからのMさんの読みは
間の取り方、表情、気持ちの入れ方などに変化がみられ、とても伝わりやすくなりました。
今後の課題は、そこに「声を届ける」という意識を加えていくことです。
その準備として今回は、自分の声を聴き、自分の姿を客観的に見ていただき、ご自身でフィードバックをしていただきました。
Mさんはとても冷静に、自分を俯瞰して見る力をお持ちでご自身の状態を的確に捉え、
「次にどうすればよいか」をしっかり言葉にされていました。
私からのフィードバックも、ほぼ同じ内容でした。
Mさんだけに限らず、受講者さんは皆さんとても謙虚で、どうしても自分の欠点に目が向きがちです。
ですが、視点を変えてみるとそれは伸びしろでしかありません。
Mさんにも、
・声の良さ
・落ち着き
・誠実さ
・佇まいの美しさ
・ご自身では気にされている“切れ”が、実は心地よい間になっていること
をお伝えしました。
レッスンではどのクラスも
・作品への解釈
・今回の読みの意図(宣言)
・朗読
・振り返り(フィードバック)
という流れで進めることが多く、
私はこの振り返りの時間を「言い訳」と表現することがあります。
思う存分、言い訳をしてくださいねとお伝えしていますが、「言い訳」と聞くとネガティブに感じるかもしれません。
(みなさん一瞬「???」という空気になってるような気がしてますが、)
私にとって、それは、自分の朗読や声を好きになる一歩手前の大切な言葉だと思っています。
自分の中にある思いを言葉にして受け取ってあげることで、次に進むヒントに気づくことができますね。

私事ですが、standfmで、【つじあけみの朗読ラジオ】を配信しており、そこで自分の朗読にフィードバックするという「セルフLesson」というのがあるのですが、そこで言い訳ばかりしております。【言い訳ラジオ】に改名しようかと思うほどです。(笑)
Mさんはというと、「言い訳」を超えて、とても的確にご自身を分析されていました。
その姿に感心させられておりました^^
今回のレッスンを通して改めて感じたのは、
自分の声を聴くためには、他の人の声を聴くことが大切であり、
他の人の声を素直に聴くためには、自分の声を素直に聴くことが大切だということです。
個人レッスン3回を経て、グループレッスンを経験し、
そして今回のレッスンでそれを体現されたMさん。
・・・・。
レッスンで大きな気づきを得ているのは、こちらのほうですね。
(ほんとにそうです。Mさんやみなさまに感謝です!)
レッスンは残り2回。
その後は発表会です。
きっと素敵な発表になるだろうと、今からとても楽しみにしています^^
最後までお読みくださりありがとうございます。
今日もあなたの声が優しく響きますように。
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