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3ヶ月コース(虹クラス35期)修了発表会 ご報告

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先日は3ヶ月コース虹クラスの修了発表会でした。

ありがたいことに今回で35期さんの修了を迎えることができました。

 

通称「虹クラス」という名前で人気の”朗読しっかり3ヶ月コース”は、

コース最終日の発表会はご見学の方を募集するということもあり、聞き手としても楽しみにしてくださっているコースです。

 

最終発表会には、「ゲスト講師」をお迎えするということもありまして、そちらもご興味を持ってくださいます。

 

ということで、今回も11名の聴き手さんが来てくださり、とても立派な発表会になりました。

 

読み手の受講者さん5名も、いつも以上に緊張されていることは伝わってきましたが、

いつも以上に素晴らしい朗読でした。

 

今回のゲスト講師さんは、馬部恵子先生

ゲスト講師の朗読として「めくらぶどうと虹」宮沢賢治作を読んでくださいました。

 

馬部先生も、実は、ずいぶん前に、この虹クラスの修了生。

受講者のみなさまにとって希望の星⭐︎です。

 

現在は、「絵本朗読家」としてご活躍。

stand fm「朗読ピアノ」でお馴染みの方もいらっしゃることでしょう♪

 

馬部先生ありがとうございます。

 

素敵な講師さんと、10名以上の聴き手さんに囲まれての成果発表会。

読み手である受講者さんは張り合いがあったと思います。

 

 

ラインナップは

 

 

子供のすきな神様  新美南吉

きりぎりす  太宰治

里の春 山の春  新美南吉

袈裟と森遠 芥川龍之介

はげピオ 夜久みつき

 

 

取り組む作品も、みなさん悩まれて決められました。

いくつかの候補をいったん声に出し、心にしっくりくるものを選び、朗読を育てていきます。

 

はじめはみなさん「どうなることやら・・・」と思われながら取り組まれますが、

最終発表を迎えるころには見事に仕上がります。

 

虹クラスでは、みなさん別の作品を読まれます。

朗読のご経験も、読み手さんの個性も全く違う方と一緒にグループレッスンをしますので、

それぞれ課題・テーマ・ゴールを見出しながらレッスンを進めていきます。

 

毎回、個性がキラリと光る✨仕上がり具合が素敵で、最終日はとても楽しみです。

 

 

今回も、取り組み方は様々でした。

 

こどもの好きな神様 は「初めての朗読」ということががテーマ。

きりぎりす は「主人公になりきってみる」ということが課題。

里の春山の春 は「おなかから、しっかり声を出す」が目標。

袈裟と森遠 は「情感のこもった朗読をしたい」という目的で選ばれました。

はげピオ は・・・

 

「はげピオ」は今回の訳あり案件(笑)

 

急遽、発表直前に課題作品変更されたという経緯がありました。

 

その方は、もともと朗読力の高い方で「○○さんの朗読もっと聞きたい!!」という気持ちにさせられます。

 

ただ・・・共通語のアクセントが馴染まないという悩みがおありで(関西アクセントが味わい深い朗読をされます)

「3ヶ月コースで共通語の練習をしたい」という気持ちで申し込まれました。

 

課題作品は、芥川龍之介作「尾生の信」を取り組まれることになりました。

 

そのうち、原稿がアクセント記号だらけになりました。

 

ところが、共通語に整えようとすると、どうしてもその方の良さが引き立ちません。

やればやるほど、○○さんらしくない朗読になるような気がするのです。

 

そこで苦渋の決断。

 

 

「もう共通語、やめましょう」

 

 

これで安心・・と思いきや、

この作品はやっぱり関西弁ではしっくりきません。

 

それより何より、読み手さんの気持ちが乗らない様子・・・

 

それもそのはず、これまでアクセントのことばかりに気を向けていたので、肝心な内容に集中できなくなってしまっていたのです。

 

 

最後のレッスンの日、このまま発表の日を迎えていいのだろうか、という疑問が我々の頭の中にぐるぐる渦巻いていました。

いまさら別の作品に変更する?といっても、もう発表会は1週間後・・・

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

沈黙と、深いため息のあと

 

 

○○さんが、何か、ひらめかれた表情をされました。

 

 

 

「・・・・・(゚∀゚)!!!」

 

 

 

そして「ちょっと待っててください、家に取りに帰ります」と言って、猛ダッシュで、部屋を出ていかれました。

 

 

そして数分後、

 

 

数枚の原稿を、握りしめて戻ってこられました。

 

 

そのときに持っておられたのが、ご自身で書かれたおはなし「はげピオ」でした。

 

 

早速、そのおはなしを読んで聞かせていただき、即決!

 

 

「1週間後の発表会は、これでいきましょう!」

 

 

クラスのみなさんも、そのおはなしの面白さに涙を流しながら大賛成されていました。ヽ(^o^)丿

 

 

ご自身で書かれた作品ですもの、解釈を深める必要もなし!背景をイメージする必要もなし!

そして、練習もいらんでしょう!笑

 

 

「もう、ただただ心込めて読んでください〜!!」

 

 

ということで、無事、発表を終えられたのであります。

 

 

小説などを趣味で書かれているそうなのですが、「はげピオ」とってもいいお話でした。(気になりますよね、今後またどこかで読んでいただきましょう!)

 

 

こんな形で、はげピオ(タイトルはおはなしの主人公の名前です)がデビューするなんて、思ってもみない展開だったでしょう。

 

 

はげピオのおはなしばかりになりましたが、もちろんほかの皆さんにも、それぞれのドラマがありました^^

毎回、毎回、ドラマチックな3か月コース 通称「虹クラス」

 

35期さん、3か月有難うございました!

 

 

次回の、虹クラス36期さんの募集は、2026年1月か2月スタートの予定です!

 

 

 

 

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