栞 (しおり)

話が伝わる人が自然にやっていること~「抑揚」のはなし~

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会話に抑揚をうまく取り入れる男性

 

「この人の話、なぜか最後まで聞いてしまう」そんな経験、ありませんか?

話が上手い人には、いくつか共通点がありますが、そのひとつが 抑揚 です。

特別な話術を使っているわけではありませんが、声に表情があるんです。

そんな声に聴き手は自然に耳を傾けてしまいますよね。

では、今日は、「抑揚」についてのおはなしです。

なぜ抑揚が必要で、なにを意識すればいいのか、そして練習方法もお伝えします。

なぜ、声や話し方に抑揚があると伝わりやすいの?

 

抑揚がある話し方には、こんな力があります。

  • 聞き手の興味を引きやすい
  • 内容が理解しやすい
  • 記憶に残りやすい
  • 言葉に説得力がある

 

ずっと同じ調子で話していると、どんなに大切なことを言っていても、

聞き手の集中力は少しずつきれていきます。

せっかくいいことを話しているのに「結局何が言いたかったんだろう?」そんな印象で終わってしまうのは、とてももったいないですよね。

抑揚は、伝えたいことを、ちゃんと相手に届けるために必要な手段です。

抑揚をつけるときのポイント

 

では、具体的に何を意識すればいいのでしょうか。

4つのポイントをお伝えします。

 

声に強弱をつける

 

すべてを同じ強さで話す必要はありません。「ここは大事」という言葉を、少しだけ強く。

否定的な内容や、また、余韻を残したい、というところはトーンを落とす。

強弱があることで、言葉が立体的になります。

 

テンポを意識する

 

早口になっていませんか?人前で緊張するとつい早口になってしまうものです

そんなときこそ、伝えたいところほど、ゆっくり伝えましょう。

逆に、強く伝えたいときはテンポを速めたり、安心感を与えたいときはゆったり間をとるのも効果的。

また、テンポで感情が伝わることもありますので、そのときの内容や気持ちにともなったテンポで話せるといいですね。

 

「間」を怖がらない

 

沈黙があると、ついつい焦ってしまいます。が、沈黙は失敗ではありません。

むしろ、聞き手が考えるための時間となり、いい「間」になります。

一拍置くだけでも、言葉はぐっと届きやすくなりますものです。

 

「間」で何を伝えるか?が自然にできるといいですね。

 

身体も一緒に動かす

 

大げさなジェスチャーは必要ありませんが、手や視線、姿勢が少し変わるだけでも、声に表情が出ます。

声は、身体の動きと連動しているものです。

自然に出る動きを添えることで、相手に気持ちを伝えやすくなりますよ。

私は身振り手振りが多すぎるので、注意しています(笑)

抑揚をつける力を育てる練習方法

 

抑揚は、才能ではなく「感覚」です。

練習すれば、誰でも育てることができます。

 

  • 朗読をする
  • 自分の声を録音して聴く
  • 誰かに話しかけるつもりで話す

 

朗読をする

 

物語の情景や感情を感じながら読むことで、自然と声の高低やリズムが身についていきます。

朗読は、話し方の基礎体力を作ってくれるのです。

難しい文章をわかりやすく伝えようとすることで、そのまごころも、声に乗るようになりますよ。

 

自分の声を録音して聴く

 

「こんなに平坦だったんだ」と驚く方も多いです。

でも、それに気づけることが、伝わる話し方への第一歩です!

少しずつ、抑揚豊かな話し方に近づいていきましょう。

 

誰かに話しかけるつもりで朗読をする

 

文章を読むのではなく「今、目の前の誰かに伝えている」と想像してみてください。

写真でも、ぬいぐるみでも構いません。

相手がいるだけで、声は自然に変わりますよ。

 

好きな人の写真・・・例えば、祖父母?お孫さん?

ワンちゃんに語りかけるという方もよくお見受けします。

私も膝に愛犬のせて読み聞かせてました^^

抑揚は、意識と練習で身につくもの

 

抑揚がある話し方は、聞き手の理解を助けます。言葉に力をあたえてくれます。

そしてそれは、生まれ持った才能ということではなく、意識と練習で誰でも身につくものだと思います。

少しずつで大丈夫!ご自身の声に、表情をつけてあげてくださいね。

 

「話し方を学びたい」というご相談の中で、

とても多いのが「抑揚をつけられるようになりたい」というお声です。

ですが抑揚は「よし、つけよう!」と頑張ってつけるのではなくて、

相手の反応や、自分の心の反応に対して、自然に出た声

なんです。

それが表に現れやすいように、トレーニングしているのが「発声練習」

と、「朗読レッスン」なんですよ~^^

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